壊死性筋膜炎で脚を切断の危機になった友人のご主人

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壊死性筋膜炎という病気で今まだ入院して
いる友人のご主人の話です。

壊死性筋膜炎という名前の病気を今回初め
て知りました。
めったにかからない病気のようですがもし
罹ったら一分一秒早期の治療が重要な病気
なのでこの病気の内容を知っておいて損は
ないと思いここに自分の忘備録として書い
ておこうと思います。

昨日まで普通に生活していた人があっとい
う間に菌に侵され命を奪われる、もしくは
手足を切断される危険がある世にも恐ろし
い突発性の病気です。

さらにお医者さんでもめったに遭遇しない
病気です。
なので治療の判断の誤りの多い病気です。
まずはこの病気を知っておくことが一番
肝心です。

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壊死性筋膜炎とは?

筋肉を覆う結合組織の表面(筋膜)に沿っ
て皮膚の深部で壊死が広がっていくもので
す。

簡単に言うと筋膜に沿って皮膚が細菌に侵
され皮膚が壊死することです。

これを引き起こす細菌はレンサ球菌属やク
ロストリジウム属など、いくつかの種類が
あります。
これらの細菌が単独ではなく複数で繁殖し
て壊死を引き起こします。

特にレンサ球菌による皮膚の壊死性感染症
は、「人喰いバクテリア」とも言われプロ
野球・西武の森慎二コーチが42歳の若さで
急逝したのも、「人食いバクテリア」感染
による多臓器不全でした。

急速に細菌が広がる病気で1時間に3センチ
から10センチ広がるそうです。
なので治療は時間との勝負。
30%の人が亡くなり広がりを食い止めるた
めに四肢の切断も多いそうです。

壊死性筋膜炎の症状

友人のご主人は朝突然膝の辺りが痛いと言
い出したそうです。
建築関係のお仕事をしているご主人は比較的
膝を折り曲げる時が多く以前にも膝に水が溜
まり整形外科で水を抜いたことがあるそうで
です。

てっきりそれだと思い整形外科に行ったとこ
ろあいにく休診日。
それでもどんどん痛くなり会社へは休むと電
話。
たまたま電話に出た同僚が、
「それは痛風かもしれない。大きな病院だと
すぐに検査結果が分かって薬をくれるから大
きな病院へ行った方がいいよ」
とアドバイスしてくれました。

結果は違ったのですが大きな病院へ行ったの
が今回は良かったようです。

そうこうしている内に痛みは酷くなり、膝下
の赤い腫れは広がり熱を持ち本人も熱が出て
きました。

大きな病院で待たされている内に意識もこ混濁
してきたそうです。
2時間待たされようやく診察。
その頃には赤い腫れが黒っぽくなっていたそう
です。

診察したお医者さんはこれはどうも様子が変な
のでもしかしたら壊死性筋膜炎かもしれないの
でさらに大きな病院で専門の先生に見て貰った
方が賢明だとさらに大きな病院へ救急車で移送
しました。

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そこで速攻検査され壊死性筋膜炎と確定され
緊急手術となりました。

壊死性筋膜炎の治療

壊死した組織を切除した上で抗菌薬の静脈内投与
を行います。
簡単に言うと細菌に侵された皮膚を全部取って
抗生物質を大量に注入。
その後手術で取った皮膚に自分の皮膚を移植。

手術に当って担当の医師からは
「全力を尽くしますが細菌の広がりによっては
全身にまで及び亡くなる危険もあります。切断の
可能性もあります。なにより命が危険です。
ご家族を呼んでください。」

友人は最初は単純に膝の治療に来たつもりだった
のにこんなことを言われ理解できず、
「先生、うちは娘が二人いますが今九州と北海道
に住んでいます。赤ちゃんもいます。それでも呼ん
だ方がいいのですか?」

「すぐに娘さんたちを呼んでください」

もう友人は真っ青だったそうです。

幸い切断は免れました。
が、細菌に侵された皮膚の除去は一度で終わらず
(取ってもまた増えるので)結局3度手術。

来週にも反対側の脚の皮膚を移植するそうです。
わたしも何度かお見舞いに行きましたが今はとて
も元気です。

壊死性筋膜炎の原因

壊死性筋膜炎のほんとうの原因を突き止めるのは
難しいようです。
先生はわからないとおっしゃってます。

切り傷、擦り傷、火傷から細菌が入ることもあり
ますが空気感染することもあるようです。
それと持病があって免疫が低下している場合にも
あるそうです。

友人のご主人は1年くらい前から何故か肌が弱く
なってすぐにブツブツができていたようです。
で、ご主人はそれを治すために毎日近くの温泉
施設に通っていたとのこと。
もしかしてそこで感染したのかもしれないと先生
はおっしゃったそうです。

でもはっきりした原因は分からないそうです。

友人が先生に
「ここの病院ではこの手術はよくあるのですか」
とたづねたら、
「年に一度あるかないかです」

この病気になる確率はとてもとても低いですが、
罹ったら速攻治療しなくては死に至る病気です。

なので頭の片隅にでもこのブログの内容が残って
いればもしかして役に立つのではと記事にしてみ
ました。

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