他人の土地の大規模太陽光発電のために電柱を建てさせてくださいと東京電力がやってきた

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玄関のチャイムがピンポ~ンと鳴った♫

「は~い」

「東京電力です。実は所有されてる〇〇の土地に電柱を建てさせていただきたくお願いに来ました」

車で一時間くらいの場所に四百坪ほどの土地があり現状は牧草地として貸してある。
賃貸収入は年間三千円弱。
ま、ただ同然^^;
だけど、草刈りなどの費用を考えるとただでも得。

東京電力はその土地に電柱を建てたいという。
理由は我が家の土地の道を挟んで向かいの広大な土地に太陽光発電所ができるので。
そのために今ある電柱では足りないのだという。
電柱のための土地の使用量は年間千円ちょっと。

なんだかね~
あの牧歌的な風景が太陽光パネルだらけになっちゃうのかー

太陽光発電の持ち主はいっぱい売電していっぱいお金が入ってくるだろうけど。
我が家は電柱のための土地の賃貸料が年間二千円にも満たない。

なんだかね~
虚しい。。。

東京電力の社員が広げた太陽光発電所の設計図を見ると

あれ?
てっきりメガソーラーかと思ったら
まるで分譲地のように細かく区切られている。
それぞれ半で押したように発電出力が49.5kWのパネル。

ハハ~ン、これが分割ってやつね。

我が家の屋根には太陽光パネルは3kWしか
載ってないけど、
知人の中には所有する畑にやはり50kW未満の太陽光発電所を作った人も何人かいる。
分譲している50kW未満の太陽光発電所を投資として買った人もいる。

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なぜみんな50kW未満なのか?

これには理由がある。

電力には「低圧」と「高圧」と呼ばれるものがある

低圧とは発電出力が50kW未満の物
高圧とは発電出力が50kW以上の物

発電出力が50kWを超える自家用電気工作物では、キュービクルと呼ばれる変圧器を設置したり、電気主任技術者を選任したりする必要が生じる。
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きっとこんな建物を見たことが誰でもあると思う。
コンビニ、ドラッグストア、工場、マンション、
病院、ホテル、、、等など。
いたる所にこのキュービクルという小さな変圧器がある。
これがあるということは50kW以上の高圧施設ということ。
いろいろ届け出が必要だったり、何より、
電気主任技術者を専任して保守点検をしてもらわなければならない。
もちろん有料。

ところが50kW未満はこーゆー面倒がない。

低圧太陽光発電のメリット

★キュービクル(変圧器)設置不要
★管轄消防署等へ保安規程の届出不要
★電気主任技術者(要国家資格)の選任不要
★第二種工事士よる作業可能




なのでこの再生可能エネルギーの固定価格買取制度が始まった当初はたとえば、500kW規模の太陽光発電を建設できる土地を分割して、50kWの太陽光発電を10個建設することが可能だった。
これによって全ての発電所が低圧扱いとなり、キュービクルの設置や電気主任技術者の選任が不要だったわけ。

ところがそんな甘く美味しい話は長くは続かず、
法律が改正され、
平成26年度4月1日以降、こんなふうに分割することは禁止になった。

じゃあ、この図面おかしいじゃん?
50kW未満に分割することは違反なんじゃないですか!?

と、東京電力の社員へ詰め寄るわたし^^;
ま、内心は妬みなんだけどね。

東京電力の社員の話では、
この図面の人たちは法律が改正される前に設置の認定を受けた人たちなので
分割は可能なんだそうだ。

なんだかんだ理由をつけて今の今まで設置してこなかったらしい。

でも、今は東京電力の買取額も下がっているし太陽光発電をやる旨味はあるんですか?

この人達は認定を受けた時の買取価格なんです。

はー、そうですか。

結局、電柱を設置させてあげることにしたけど。
なんだかね~

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